障がい児用オーダーメイドランドセルとは?

障がいのあるお子さんをお持ちの保護者の方の中には、「ランドセルはどうせ使えない」と諦めてしまう方も多いようですが、お子さんをお持ちならばランドセルを背負わせてあげたいと思うのと同時に、何より保護者の方がランドセルを背負ったお子さんの姿が見たいのではないでしょうか。

 

 

障がいを持っているお子さんが入学を迎える家庭では、一人ひとりに応じた教育を行うための環境として、特別支援学級・普通学校の支援学級と、就学先を検討することになると思います。

 

 特別支援学校

 

視覚、聴覚、知的障害、肢体不自由者、病弱者のお子さんの教育を行う学校のことをいいます。

 

通常の教員免許の他に、さまざまな障害について基礎的な知識や対処法などを習得した、特別支援学校教員の免許を持っている先生がおり、送迎バスや添乗員、医療行為が行える看護師、専門の療法士、施設のバリアフリー、設備や器具などが配置されており、障害を持つお子さんのための環境と体制が整っています。

 

文字の読み書き、時計や時間、お金の計算など、日常生活で使える勉強をして自立ができるようになることを目的としているので、いい学校へ行けるように学力を伸ばすという教育は行われません。

 

 特別支援学級

 

通常の小学校の中に「養護学級」「特別支援学級」「なかよし学級」など、さまざまな呼び方で呼ばれており、通常クラスのお子さんとの交流や一部の授業では一緒に授業を受けることができ、お友達から多くのことを学ぶことができます。

 

特別支援学級では、一人ひとりの障害に応じた習得が難しい科目や教科などの教育を受けることができますが、障がい児に対する特別な免許を持っていない先生が担任になるため、それぞれの障害ごとの特性や教育などの理解がされにくいということがあります。

 

また、特別支援学級がある通常学校では送迎バスがないため、低学年の場合自主登校が難しいため、保護者が送り迎えをすることが多くなってしまいます。

 

特別支援学校に通う場合、お弁当・水筒・着替え・上履きなど、荷物が多いので1つにまとめられるようにリュックで通学することが多くなり、普通学校の支援級の場合はランドセルで通学することができるようですが、どちらも地域や学校によって違うため入学前の確認が必要になります。

 

障がい児ランドセルを選ぶときのポイントとは?

「障がい児用のオーダーメイドランドセル」は、障がいを持っているお子さんでもランドセルで通学ができるようないろいろな配慮がされている、一人ひとりの障がいに対応したランドセル作成をしてくれます。

 

障がいがあるお子さんを持つママさんのアンケートであげられた声

 

  • 体が小さいから背負えるか心配
  • 筋力や体幹が弱く重いランドセルではバランスがとりづらい
  • 体が小さくて肩ひもがずり落ちる
  • 手先が不器用なのでロックの開閉がしづらい
  • ランドセルの中の物を取り出しづらい
  • 車イスにかけられる普通のランドセルがない

など

 

障がい児が使いやすいランドセルのポイント

 

@軽い
ランドセルの素材は人工皮革の軽いタイプのものがよく、とくに軽くてお子さんが背負いやすい工夫がされているランドセルは、障がいを持っているお子さんの体に負担をかけずにすみます。

 

A持ち手
学校のロッカーへのランドセルの出し入れを子ども自身がしやすくなり、送り迎えのときなど親がランドセルを持ってあげるときにも持ち手があると便利です。

 

B丈夫さ
発達障害を持っているお子さんでADHDの症状がある場合には、乱暴に扱って壊れてしまうということがあるかもしれないので、6年間保証がついている耐久性の高いものがおすすめです。

 

C開け閉めがしやすい
指先がうまく動かずファスナーの開け閉めが苦手な子のために、ファスナーの取っ手の部分にループがつけられていると開け閉めがしやすくなります。

 

Dワンタッチロック
指先がうまく動かず動作が遅くなってしまう場合、ランドセルのカブセを閉める部分の金具がワンタッチで閉まるタイプのものだと1人でも閉めることができるのですが、開けるときにすぐに開かないと再びロックされてしまうタイプのものもあるため、子どもが開閉しやすいものを選んであげましょう。

■ワンタッチマグネットロック

(ふわりぃオーダーメイドUランドセル)

ふたの開け閉めがうまくできずカブセの部分が長くて邪魔になってしまう場合、カブセの部分が短いタイプのものや金具の部分がマジックテープになっているものにすると、先についている金具があたってしまうこともないためおすすめです。

■マジックテープ

(ふわりぃオーダーメイドUランドセル)

ランドセルの正面の下部にマジックテープがついており、開閉するときの補助としてフタにループがついており、最も操作が簡単な軽量タイプです。

■ふわりぃロック

(ふわりぃオーダーメイドUランドセル)

ボタンを押すと簡単に開き、閉めるときは錠前をパチンとはめてロックができる軽量タイプです。

 

E肩ベルト
小さい子でも肩ベルトがずり落ちてしまわないように、左右の肩ベルトをつないで背負いずれを防止できるベルトがあるとランドセルがずり落ちません。
また、肩ひもが立ち上がっているタイプのものを選べば、机の上にランドセルを立たせた状態にでき、そのまま腕を通してさっと背負うことができます。

 

F車イス取付可
障がいを持っていてもランドセルを背負うことができれば問題はないのですが、車イスが必要なお子さんもいると思います。
そのような場合、普通のランドセルだと車イスの手押し部分にランドセルをかけても、ずり下がったり斜めに傾いてしまったりなど不安定になってしまうため、車イスに取りつけしやすいランドセルで固定用のベルトがあるものがおすすめです。

 

ふわりぃ障がい児用オーダーメイドUランドセルとは?

障がいを持っている子どもに対応しているランドセルをオーダーメイドで作っているのが、ふわりぃランドセルでおなじみの株式会社協和から発売されている、「ふわりぃ障がい児用オーダーメイドUランドセル」です。

 

「障がいのある子もない子も、みんな元気な1年生として、ランドセルを背負って学校に行ってもらいたい」というランドセルメーカー協和の願いから、試行錯誤されて完成したランドセルで、ふわりぃ障がい児用オーダーメイドUランドセルは、「一般社団法人全国肢体不自由児者父母の会連合会」にも推奨されており、2004年グッドデザイン賞を受賞しています。

 

ふわりぃ障がい児用オーダーメイドUランドセルには、3つの基本形にオプションを組み合せて、一人ひとりに合わせた少しでも扱いやすくなるような最適なランドセルをカスタマイズして作製してくれます。

 

 

最もスタンダードで扱いやすい全カブセタイプ

全カブセタイプのランドセルは、通常のランドセルと同じような作りになっていますが、通常のランドセルよりも軽量設計になっており、車いすやバギーにつけるためのオプションパーツなどをつけることができます。

 

※「ふわりぃ」公式ページより画像を引用しています。

 

■Aタイプ(コンパクト型・全カブセタイプ)全17項目(ピンク色は有料オプション)

素材 クラリーノ
重さ 約830g〜(パーツ重量除く)
サイズ

A4フラットファイルサイズ対応
(外寸)幅26cm×33cm×マチ16.5cm
(内寸)幅23.5cm×31.5cm×マチ11cm

注文方法 オンラインで受付
納期

第1回締め切り 2018年8月31日⇒2018年12月下旬頃お届け
第2回締め切り 2019年1月3日⇒2019年3月下旬頃お届け

価格 39,000円(税込)〜
備考 車いす取付可、背負い可

 

開閉しやすい半カブセタイプ

カブセが半分になっているタイプのランドセルで、開閉がしやすく軽量設計になっており、車いすやバギーにつけるためのオプションパーツなどをつけることができます。

 

※「ふわりぃ」公式ページより画像を引用しています。

 

■Bタイプ(コンパクト型・半カブセタイプ)全17項目(ピンク色は有料オプション)

素材 クラリーノ
重さ 約800g〜(パーツ重量除く)
サイズ

A4フラットファイルサイズ対応
(外寸)幅26cm×33cm×マチ16cm
(内寸)幅23.5cm×31.5cm×マチ11cm

注文方法 オンラインで受付
納期

第1回締め切り 2018年8月31日⇒2018年12月下旬頃お届け
第2回締め切り 2019年1月3日⇒2019年3月下旬頃お届け

価格 38,000円(税込)〜
備考 車いす取付可、背負い可

 

車いすに取付けやすい横型

背負ったときに横幅が肩からはみ出してしまうと危険なので、背負い用にはむいていませんが、車いすやバギーに取付やすいタイプのランドセルです。

 

※「ふわりぃ」公式ページより画像を引用しています。

 

■Cタイプ(よこ型タイプ)全17項目(ピンク色は有料オプション)

素材 クラリーノ
重さ 約990g〜(パーツ重量除く)
サイズ

A4フラットファイルサイズ対応
(外寸)幅35cm×26.5cm×マチ16.5cm
(内寸)幅31.5cm×25cm×マチ11cm

注文方法 オンラインで受付
納期

第1回締め切り 2018年8月31日⇒2018年12月下旬頃お届け
第2回締め切り 2019年1月3日⇒2019年3月下旬頃お届け

価格 37,000円(税込)〜
備考 車いす取付可

 

ふわりぃ オーダーメイドUランドセル Q&A

 

 

 

障がいを持っていても、やっぱりお子さんにランドセルを持たせてあげたいと思いますよね
ここでは、障がい児用オーダーメイドランドセルについての質問にお答えします


 

 

軽いランドセルが欲しいのですが、どんなタイプのランドセルがいいですか?


 

 

オーダーメイドのランドセルの場合、もともとの仕様にオプションをつけたりすることで重さが変わってきます。軽くしたいならば錠前をワンタッチマグネットロックではなく、マジックテープのものを選ぶと軽くなります。
また、半かぶせタイプのものならば、かぶせが半分なのでその分軽くなります。


 

 

体が小さいお子さんや筋力や体幹が弱く重いランドセルではバランスがとりづらいお子さんは、軽いランドセルがおすすめですね。


 

 

子どもの体が小さいので背負うと肩ひもがずり落ちるのですが、ズレないようにする方法はありますか?


 

 

有料オプションになるのですが、左右どちらかに麻痺があったり、バランスよく歩くのが難しかったり、体型が細身、なで型というお子さんにおすすめなのが「背負いズレ防止ベルト」で、背負ったときに肩ひもがズレるのを防ぐことができます。


 

 

手先が不器用なのでロックの開閉がしづらいのですが、簡単に開閉ができるものはありますか?


 

 

ふたを閉めると自動的につまみが回転して施錠されるものや、マジックテープ、錠前をパチンとはめてボタンを押せば簡単に開くものがあるので、手先が不器用でもお子さんに合ったタイプのものを選ぶことができます。


 

 

車イスにも使えるランドセルがなかなかないのですが、車イスにも使えて、背負うこともできるランドセルはありますか?


 

 

オーダーメイドUランドセルの全てのタイプに、ランドセルを掛けることができるループ「車いすフック用ループ(オプション)」をつけることができ、不要なときにはランドセルから外すことができます。


 

 

ちなみに、横型のタイプは、背負うとお子さんの肩幅からランドセルがはみ出してしまうため、ぶつかってしまったりして危険なので、背負うことはおすすめされていません。


 

自分だけのオーダーメイドランドセル

障がいの重さにもよるのですが、身体に障がいを持っていても、子どもが少しでも扱いやすくなるランドセルをオーダーメイドで作ってもらえたことで、ランドセルを背負わせてあげたいという夢をあきらめずにすんだという話も聞きます。

 

ふわりぃの他にもランドセルのようなリュックタイプのものや、車いすやバギーにかけることができるように加工をしてくれる会社や工房などもあるようです。

 

就学先にもよるとは思いますが、ランドセルを使用できるのであれば、オーダーメイドランドセルを子どもと一緒にどれがいいのか悩みながら選ぶことは、小学校入学準備での親子のいい思い出にもなりますね!

 

※ふわりぃ障がい児用オーダーメイドUランドセルは、サンプルを1週間程貸し出しをしてくれるので、貸し出しの予約を早めにして試してみましょう。