小学校の入学準備で必要なものとは?
4月に入学を控えているお子さんがいるご家庭では、地域によって違いますが多くの小学校では1月後半から2月にかけて入学説明会が行われます。3月下旬の卒業式〜4月の入学式直前になってしまう慌ただしくなってしまうため、入学準備をする時期は入学説明会の後から早めに始めるのがおすすめです。
入学までに準備するもののスケジュールを立てて準備リストにして、小学校での新生活に向けての準備をしっかりと整えてから、楽しみな入学式を迎えたいですね。ここでは、小学校入学で準備するもの、それ以外で意外と用意して持っていてよかったものなどを紹介します。ぜひ、参考にしてお子さんの入学準備をしてあげてください。
学校の入学説明会に準備しておくといいものは?
4月の入学式の前に行われる小学校の入学説明会に行くときには、次のものを準備しておくと安心です。
・筆記用具
・資料を持ち帰るための鞄
・スリッパ
・脱いだ靴を入れる袋(ビニール袋)
・カイロやひざ掛け
説明会では土足で入ることがほとんどなので、室内履きや靴を入れる袋(ビニール袋)を持参した方が、帰るときに下駄箱に靴をしまって間違えてしまったり、どこに置いたか忘れてしまうことがありません。
入学説明会中にメモを取るためのメモ帳やペンなどの筆記用具は忘れずに持っていきましょう。
入学説明会では学校から配られる書類などがたくさんあるので、なるべく大きめの鞄を持って行くことがおすすめです。
体育館で入学説明会が行われる場合は空調が効きにくいので、寒い日はひざ掛けやカイロ、暑い日は冷たい飲み物や扇子など、体温調節ができるものを持っていきましょう。
入学説明会では入学に必要なものについて説明があるので、入学説明会の後に学校指定品の販売されるものの購入や、それ以外で自分で準備するものなどの確認をしましょう。
わからない場合には、学校へ入学予定の小学校に通う保護者の方に尋ねておくと安心です。
入学までに準備するもの
ランドセル |
6年間使用するものなので、子どもの体型にあった丈夫で背負いやすいものを選んであげることが大切です。 色、デザイン、機能性などさまざまな種類のものがあり、人気モデルは発売されてから早い時期に売り切れになってしまうため、購入を考えている方は早めにチェックして予約購入することが必要です。 |
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手さげバック |
お道具箱を入れたり、ランドセルに入らない荷物を入れるのに使用したりします。 |
上履き袋 |
出し入れがしやすいものがいいようです。(体育館シューズを入れる袋も同じです) |
体操服袋 |
体操服が出し入れしやすい、袋の口が大きめの形状のものがいいようです。 |
通学帽子 |
学校から黄色の帽子を指定されることが多いようです。 |
上履き |
ほとんどが学校指定です。通気性がよく丈夫で履き心地のよいものがいいです。 |
体育館シューズ |
ほとんどが学校指定です。上履きを体育館シューズとして使用するところもあります。 |
体操服 |
ほとんどが学校指定です。洗い替えとして2枚程度あるといいです。 |
体操帽子 |
学校指定で赤白帽が多いようです。 |
学用品など
教科書 |
入学式当日に配布されます。 |
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学習ノート |
入学式の当日に配布される学校が多く、配布されたものを使用したあとは中が同じものを各自で購入します。 |
連絡帳 |
入学式の当日に配布する学校が多く、配布されたものを使用したあとは低学年のうちは子どもが書きやすい1行が大きめのものにしてあげましょう。 |
筆ばこ |
低学年のうちはシンプルで鉛筆などが入れやすい箱型のものが使いやすいようです。 |
下じき |
シンプルなものを |
鉛筆 |
Bか2B、赤鉛筆 鉛筆の芯が折れないようにキャップがあると便利です |
消しゴム |
大きめで消しやすいもので、消しカスがまとまるタイプのものがおすすめです。 |
ものさし |
シンプルで使いやすいものを |
お道具箱 |
学校によって入学式当日に配布されるところもあれば、入学前に各自で用意するところもあります。 フタ付きで、色鉛筆・クレパス・はさみ・のり・セロハンテープ・ねんど・ねんど板などが入るサイズのものを。 (お道具箱の中身は学校によって指定されるものが違うので、色鉛筆の本数やクレヨンかクレパスかなど、確認してから購入をしましょう) |
算数セット |
学校指定で、おはじき・数え棒・時計・計算カードなどが入っています。入学式までに1つ1つに名前をつけるのを忘れないようにしましょう。 |
給食用品など
給食袋 |
ナフキン・マスク・歯ブラシ・コップ・おはしなどが入るサイズのものを選びましょう。 |
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ランチクロス |
机に敷いて使用する |
マスク |
布製のものや使い捨てのもの |
歯ブラシ |
学校によりますが、歯ブラシを持っていく場合にはカバーがある方が清潔に使用できます。 |
コップ |
学校によりますが、プラスチック製のもの |
その他に必要なもの
水筒 |
ほとんどの学校が遠足や運動会だけではなく、毎日持っていくというところが多いようです。 |
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雨傘 |
子どもの体格にあった1年生では50cmのサイズが使いやすく、雨の日に目立つ色の方が安全で、前が見やすい透明の部分が入ったデザインのものもあります。学校によって入学式のときに黄色の置き傘を配布してもらえるとこもあるようです。 |
防災頭巾 |
イスにかけられるタイプのもの |
プール用品 |
スクール水着・水泳帽・バスタオル・プールバッグ・ビーチサンダル 水着や水泳帽は色や形などが学校指定の場合があります |
鍵盤ハーモニカ |
学校によりますが、学校指定で購入、幼稚園や保育園のときに使っていたものでもいいようです。 |
防犯ブザー |
学校で支給されることもありますが、どちらにしてもあった方が安心です。 |
絵の具・書道・裁縫セットなど |
学校で指定販売があるか確認をしてから購入する方がいいでしょう。 どちらにしても入学してからすぐに使用することはありません。 |
筆記用具やランドセルなど指定されていない学用品に関しては自分で準備することができますが、体操服や上履きなど学校指定のものに関してはどこのお店で販売されているのかの確認や、給食費の納入方法で金融機関の指定がある場合、その指定金融機関の口座開設をしたりなど、入学までに準備をすることはたくさんあります。
あると便利なグッズ!
折りたたみ長靴
〈出典:楽天市場〉
雨の日に履いて行きたい長靴も、小学校の下駄箱のほとんどのサイズはスニーカーが入るサイズで長靴をしまうことができません。
そんなときにあると便利なのが、やわらかい素材で折りたためてコンパクトになる長靴です。
ショートタイプの長靴でもいいのですが、やはり大雨の日にはロングタイプの方が安心です。
入学準備品の費用はどれぐらい?
小学校の入学準備にかかる費用は、自治体や入学する小学校によって準備するものが違ったり、各家庭で選ぶものにもよりますが、ランドセルや学校で使用する体操服や文房具など、細かいものも含めると約10万円前後かかります。
できるだけ入学準備にかかる費用を抑えたいとするならば、購入前にお金をかける価値があると思うもの、お金をかける必要のないものを分けて整理しておきましょう。
ランドセルはきちんとしたものを購入したいと考えている方は早期割引が行われている時期に購入したり、幼稚園や保育園などで使っていたもので、そのまま使えるものや、すぐに大きく成長するお子さんの体操服やジャージなどをおさがりでいただいたり、100均などで十分なものは利用したりするのも節約する方法です。
入学準備はものだけじゃない!?準備しておきたい生活習慣
幼稚園の生活から小学校の生活への変化は、親も子もどちらも慣れるまでは大変です。毎日の日々の積み重ねによっていろいろなことが身についていくのですが、小学校へ入るまでに少しでも正しい生活習慣を身につけておくことで、入学してからお子さんが戸惑うことが少しでも減るように練習しておきましょう。
朝ごはんを食べないという子どもが近年増えてきているようですが、朝ごはんを食べないと体温が上がらず脳や身体にエネルギーがいかないため、体の動きや脳の働きが悪くなって集中力が低下してしまい、やる気や学力の低下にもつながってしまいます。
小学生だけではありませんが、社会生活に入るための基本として毎日のあいさつと返事はできるように、ご家庭でお互いに明るく気持ちいいあいさつができるようにしましょう。
近所の人にあいさつをして顔を覚えてもらえることで防犯対策にもなります。
- おはよう
- こんにちは
- こんばんは
- ありがとう
- ごめんなさい
その他に、話かけられたときにはきちんと「はい」と返事ができるように練習しておきましょう。
早く寝て十分な睡眠をとることで、朝きちんと目がさめて時間に余裕を持って朝の支度をすることができ、落ちついて学校での授業や生活が過ごせるようにしましょう。
小学校に入ると身体測定、体育、プールなど自分だけで着替えることになります。
一人で脱いだり着替えたりできるようになることはもちろんのこと、整理整頓もできるように脱いだ服をきちんとたたんでしまうということができるようにしておきましょう。
小学校生活のなかでは、自分がやりたいということがあっても我慢して違うことをやらなければいけないということがあります。
新聞をポストから持ってきたり、テーブルの上を拭いたりなど、自分が頼まれた役割をきちんとやるということができるようにしておきましょう。
お家のなかでは、タオルをとってほしければ「タオル」と言うだけで取ってもらえるのですが、学校での生活ではきちんと「タオルを取ってほしい」と、言葉にして相手に伝えることが必要になってきます。
人に何かを伝えることは勇気がいるというお子さんもいるでしょう。しかし、自信を持ってやりたいことをきちんと言葉にして伝えられるようお家でも練習してみてください。
入学したばかりの小学校1年生のお子さんは、最初の2週間ぐらいは給食はまだ始まっておらず午前中で帰ってきます。
学校生活に慣れるまではなかなか生活のリズムをつかむことができなくて親も子も慣れるまでは大変ですが、しっかりと睡眠時間をとって次の日に備えられるように徐々に小学校生活に慣れていけるようにしましょう。
入学準備に本当に必要なものを子どもと楽しく買いそろえましょう
小学校の入学準備に必要なものは本当に色々ありますよね。幼稚園や保育園のとき以上に人数が多くなる小学校ですから、持ち物1つ1つに名前をつけたりする必要があります。
お目当てのランドセルの購入を考えている方は早い時期に予約をして、子どもが使いやすく気に入ったものを購入することができますが、小学校の入学準備に必要なものに関しては、入学説明会が終わってからだいたい1月後半から2月にかけて購入をすることになります。
学校指定のものに関しては、入学説明会で予約をしたりその後販売されるものがあるので、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合はおさがりで使えるものがあるか、近所の方に不要なものを譲ってもらったりなど、使えるものをうまく活用できるように、入学説明会の前に確認しておくといいでしょう。
とにかくこの時期はたくさんのものを購入することになるため忙しくなり親は大変なのですが、入学準備に必要なものは子どもと一緒に選んだりすると楽しさ倍増です!一生に一度だけ小学校入学というイベントを、子ども一緒に楽しんでくださいね!
2022年度 人気の高いランドセルメーカーを紹介!
2022年度に入学を迎えるお子さんをお持ちの方は、できるだけ早めにラン活の資料としてカタログ請求をしようと考えている方も多いのではないでしょうか。
人気があるブランドのランドセルは、カタログでさえも予約をしていないとなくなってしまうこともあるほどなので、ほしいと思っているランドセルが決まっている方は、早めに資料請求をしておきましょう。
4月になると多くのランドセルメーカーから、新しいモデルのランドセルが販売されるようになります。ここでは、おすすめのランドセルメーカーの紹介しますので、これからのランドセル選びの参考にしてくださいね。
黒川鞄工房は創業120年の「古き良き伝統ある暖簾(のれん)」と「創業者の理念」が継承された、現在五代目のオーナーである老舗ランドセルメーカーです。
分業化してランドセルを作るのではなく、ランドセルを1人で最初から作り上げられることができる職人さんが、工房で頑丈で美しいランドセルを作っています。
お子さんの健康を考えた「はばたく 肩ベルト」は、肩ベルトを立ち上げることで体感重量が軽くなり姿勢が良くなる効果が期待でき、お子さんの体への負担を軽減することができます。
フィットちゃんランドセルはセイバンの天使のはねと同じように人気があり、評価が高いランドセルメーカーです。
大手ランドセルメーカーならではの機能性と、色やデザインが豊富なので、「かわいい」「かっこいい」ランドセルがたくさんラインナップされています。
また、数は限られていますがオーダーメイド対応で品質がいいもので低価格なモデルを出しています。
奈良県橿原市の工房でランドセルを作りつづけて50年を迎える鞄工房山本は、鞄業界では作業の委託・分業が多いなか、一貫製造体制を守り続けており、革の型入れ・裁断から仕上げまですべての工程を、職人さんがこだわりを持って行っています。
22シリーズ86種類、カラーバリエーションも豊富にそろっており、素材選びから背負いやすさへの工夫、丈夫さ、安全性も高く、6年間飽きのこないランドセルがそろっています。
千年の伝統を持つ日本一の鞄生産量を誇る鞄の街・豊岡から、高い品質基準を満たした鞄職人の誇りが詰まっている「豊岡鞄」が、2006年に特許庁に認められ地域ブランドになりました。「HAKURA」は、豊岡鞄ブランドと認定された初のランドセルです。
全22色の中から選ぶことができ、天然皮革の滑らかな艶や優しい色合いは、130年の伝統が培った職人技があるからこそです。ランドセルから工業製品の名残である「鋲(びょう)」を無くしシンプルなデザインになっています。お子さんが背負いやすような工夫もされており、高品質で安全性も高いランドセルです。
1950年に創業された池田屋のランドセルは、「厳選したよいものを」「お客様の立場に立ったものづくり」の2つのこだわりを持ってランドセルを作っています。
池田屋のランドセルは、職人さんによる常に背負いやすいランドセルへの工夫や努力がされており、子どもの小さな肩にかかる負担が軽減できるようにすべてのパーツの見直し、形状、素材、動きなどが検証されています。
セイバンのランドセルはテレビのCMでもよく見ることが多く最もシェアが高い、ランドセル業界で最大手のメーカーです。
セイバンのランドセルは機能性が高く、背負うときに子どもに負担をかけないような工夫がされている、総合的にバランスが取れているランドセルメーカーです。
PUMAやコンバースなどのコラボなど豊富なラインナップがあります。
ランドセルを作り始めてから60年になるカバンのフジタのランドセルは、シンプルでカラフルなものが多く、飽きのこない色やデザインだけではなく背あてにも色がついていたりなど、見ているだけでもワクワクする色の組み合せになっています。
アルファベットの「X」のような形状の肩ベルトや背あての部分に背負いやすくする工夫がされていることで、ランドセル本体と背中の隙間がなくなりフィットして体感重量が軽くなっている、お子さま想いのランドセルです。
6年間快適に使用できるよう、一番負担がかかりやすい背あてと肩ベルトの部分を頑丈に、職人さんが1つ1つの工程を手縫いで丁寧に仕上げています。牛革やコードバン素材のランドセルにも刺繍等を施すなどデザイン面にもこだわりがあります。
工房系のランドセルはシンプルなものが多いなか、萬勇鞄のランドセルはカラーバリエーションやデザインが豊富にあるので、お子さんの好みに合わせたお気に入りのランドセルを選ぶことができます。
1929年に創業したモギカバンのランドセルは、伝統を重んじながらも、時代や環境の変化に対応した先進性を追求した、シンプルなのに存在感のあるランドセルです。
素材へのこだわり、熟練の職人さんの技術、少しでも重さを軽減するためのウィング背カンや、ランドセルのヘリをなくしたキューブ型など、機能性や安全性など6年間安心して使用することができます。
老舗のランドセルメーカーである株式会社協和の「ふわりぃ」は、何よりもお子さんを最優先に考えた「子ども第一主義」の背負いやすいランドセルを作っています。
成長とともに変わっていく体型・身長などにも対応できるように作られており、障がい児用のUランドセルも高い評価を得ています。
また、オーダーメイドランドセルは、6年間使えるランドセルが自分の好きなデザインや柄にできるため特に人気が高くなっています。